ビジネスマンも、就活生も必読 トヨタ パナソニック 伊藤忠 三菱東京UFJ銀行 野村證券ほか 一流企業の「部長・課長」50人に聞いた もし人生をやり直せるなら、「あの会社」に入りたい

週刊現代 プロフィール

電機業界では最新のITビジネスへの進出も盛んだが、「失敗するでしょう」と富士通社員は言う。

「うちの幹部連中は、『クラウド』といった言葉に踊らされているだけ。本質を見ないまま事業を始めようとしている。そもそも、中堅技術者たちが『これはいける』と自信を持って企画を出しても、上から潰されてしまうようなことばかり。経営陣は過去の成功体験にとらわれた人たちで、そこから抜け出す発想に飛びつくことを怖がる。スマホ用の無料通話アプリをやっているLINEなどのスピード感と決断力とは雲泥の差がある」

業界トップか追う側か

学生の人気が高い商社業界では、「商社界の絶対王者」(三井物産社員)、「王道のビジネスをやる」(伊藤忠商事社員)と、三菱商事が同業他社からの評価が抜群。が、当の三菱商事社員は伊藤忠をこう推す。

「伊藤忠には、慶應のOBが作るOB組織の『三田会』がないのが象徴的なように、学閥がない。儲けた奴が偉いという商人道も徹底している。しかも、社員数が少ないので若くしてビッグプロジェクトの責任者を任される。浮き沈みの激しい資源分野より、非資源分野に強いので将来性もある」