[アイランドリーグ]
徳島・中島輝士監督「入野(楽天)、山本(中日)に続く選手を」

スポーツコミュニケーションズ

目玉になりそうなドラ1右腕・福永

 徳島は昨季から大きくチームが変わりました。新人は14名。半数のメンバーが入れ替わっています。特に入野貴大(東北楽天)、山本雅士(中日)がNPBに行き、10勝をあげたクルズ・アヤラ、防御率1点台(1.70)の河本ロバートが退団した投手陣は、ほぼ1からのスタートと言っていいでしょう。新投手コーチは間もなく発表できる予定ですが、先発、中継ぎ、抑えをどう役割分担させるか未知数です。

 ただ、入野、山本に続きそうな楽しみなピッチャーが入ってきました。トライアウトを経てドラフト1位指名した福永春吾(クラーク記念国際高-06BULLS)は、今季、リーグの目玉になるかもしれません。185センチの長身から現時点で145キロの速球を常時投げ、化ける可能性を秘めた右腕です。下半身を強化してキレを出せば、入野や山本以上にスカウト注目の存在になるでしょう。

 また4位指名の左腕・宇田一貴(小野高-臨床福祉専門学校-東京好球倶楽部)は杉内俊哉(巨人)、大隣憲司を足して2で割ったようなタイプ。コントロールのまとまりには欠けますが、実戦の中で鍛えていけばトップクラスのサウスポーになる素質を持っています。

 秋のトライアウトリーグで獲得した吉田嵩(長崎海星高)は高校生ながら184センチと大柄で角度のあるボールを投げます。フォームは修正すべき点があるものの、長所を伸ばしながら一本立ちさせたいと考えています。

昨季の宍戸は21試合に登板。1勝3敗、防御率4.60の成績だった。

 もちろん、新人のみならず、既存のピッチャーの頑張りがポイントとなることは間違いありません。特に3年目の左腕・宍戸勇希には軸になってほしいと望んでいます。

 宍戸はいいものを持っているにもかかわらず、気持ちが弱く、いまひとつ殻を破れませんでした。入野にしろ、山本にしろ、NPBに行った選手たちは練習でも試合でも「やってやる」という思いがあふれています。1日から始まった合同トレーニングでは一生懸命さが出ていますから、これをシーズン通じて継続してほしいものです。