【沿線革命021】 羽田空港への南武線の乗り入れで500万人近くが便利に

阿部等(交通コンサルタント)

それに対して、今回の提案を実現した場合の所要時間を試算したものを示す。

南武線ルートによる利便性(想定時刻表に基づき独自に作成)

16分から1時間強となり、路線バスと比べて圧倒的に短い。なお、3月7日の首都高速中央環状線の全通に伴い、各路線とも10〜20分程度の短縮が見込まれるが、それと比べても圧倒的に短い。

次に、路線バス10ルートの代表停留所と対応する駅の運賃を予測したものを示す。

南武線ルートの運賃予測(仮定により独自に試算)

500~1,100円程度となり、路線バスよりだいぶ安くなる。

以上のように、路線バスと比べ、所要時間は大幅に短く、定時性は高く、運行本数は多く、運賃も安くなる。特に、タワーマンションの林立する武蔵小杉は、路線バスの1時間前後、920円に対し、16分、510円となり、圧倒的に便利だ。立川・調布・京王多摩センター・八王子・二子玉川・たまプラーザ・新百合ヶ丘・町田も同様だ。

山手線または川崎経由で京浜急行を使う場合の所要時間や運賃は示さなかったが、それらより高利便となることは言うまでもない。

南武線ルートの充実により、これらのエリアの羽田空港アクセスは大幅に改善され、また、普段の通勤・通学・その他外出も便利になり、より「住みたい街」となる。