【沿線革命016】 小田急線の複々線化を機に「千鳥停車」導入で通勤ラッシュ&遅延は解消する!

阿部等(交通コンサルタント)

具体的なダイヤ案

急行線・緩行線それぞれの6分40秒×3サイクルの時刻表を示す。

急行線は、全て急行とし、1サイクル当たり向ヶ丘遊園より遠方始発2本+向ヶ丘遊園始発1本の計3本とする。経堂は全列車とも通過させ、後述する緩行線の列車へ誘導する。

向ヶ丘遊園始発を緩行線でなく急行線とするのは、平面交差を生じさせず、両線とも線路容量上限の本数(厳密には千鳥停車にすると線路容量が向上するのだが、別の機会に解説する)を設定するためである。

同じく両線とも線路容量上限の本数を設定するため、千代田線直通は設定せず、全列車を新宿行きとする。代々木上原→新宿の途中駅の利用を確保するため、3本の内のどの1本を各停としても、他の2本はその後追いでノロノロ運転となってしまい、かと言って全てを各停とするのも効率が悪い。

そこで、ここにも千鳥停車を適用し、3本とも途中3駅のいずれか1つを通過させ、平行ダイヤと比べ全列車を1本ずつ時間短縮する。