参加して楽しい、手に入れて嬉しい。
それが、誰かを助けることにつながる。

BLFのロゴ入り商品をさまざまな企業と企画し、コーズマーケティングを展開予定
2014年、「野球で、人を救おう。」をスローガンに、プロ野球選手・ファン参加型の社会貢献活動を展開する「NPO法人ベー スボール・レジェンド・ファウンデーション(BLF)」が発足。社会事業がまだ発展途上にある日本において、はたしてスポーツの力は世の中を変えることができるのか? スポーツ界のさまざまな社会貢献活動の事例を紹介しながら、同団体の挑戦と奮闘を代表である著者が綴ります。

これまでは、ベースボール・レジェンド・ファウンデーション(BLF)が設立された背景や、どういった理念に基づいて活動をしていくのかについてお話してきました。

では、BLFは具体的にどのような形で活動を行っていくのか。前回紹介した“参加して楽しいチャリティー”をどう展開し、支援を行っていくのか。今回は、それについてご紹介していきます。

参加すると「楽しい」「嬉しい」が体験できる

ベースボール・レジェンド・ファウンデーションがこだわるのは、選手・ファン参加型であることです。選手からの寄付や球場での募金活動といった従来の形とは少し違い、選手とファンが協力し合って、一緒に困っている人たちに手を差し伸べられる構図を考えました。

BLFが選手や球団、ファンとともにチャリティー活動を行ったり、支援団体に寄付したりするには、ある程度の資金が必要です。その資金を集めるために、BLFはベースとなる3つの柱を設けました。いずれも「参加して楽しい、手に入れて嬉しい」というコンセプトを重視したものです。

まず一つ目は、野球ファンの間ではすでに一般的とされている方法ですが、「チャリティーオークションの実施」です。オークションでは、おもに現役選手に使用済みアイテムやサイン入りアイテムの提供をお願いしています。シンプルで、多くのファンにとって馴染みのある方法を、活動軸の一つとして取り入れることにしました。

BLFのスローガンは、「野球で、人を救おう。」

二つ目は「ファンからの寄付」ですが、これはファンだけが関わるという一方通行にならないよう、寄付者にはBLFの活動に賛同するプロ野球OBのサインボールをお礼としてプレゼントすることにしました。最近一般的になってきた「クラウドファンディング」に似た方式です。

サインボールを提供してくれるのは、篠塚和典さん、桑田真澄さん、石井琢朗さんなど、著名なプロ野球OBの方々です。ただ寄付するだけで終わりではなく、「楽しい」「嬉しい」という感覚を、寄付してくださった方々に味わってもらいたいのです。

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