豆腐屋の息子が一代にして 資産500億円、年収20億円 狙われたセガサミー里見会長はとんでもない大金持ち

週刊現代 プロフィール

「自宅を建て替えたのは、'02年のこと。総額17億円もかけたそうです。巨大なリビングルームには特注のガラステーブルが置かれていて、テーブルを支える脚が1本300万円と聞いて驚きましたね。大量の美術品も飾られています。青を基調としたシャガールの作品をはじめ、著名な作家の作品がズラリ。その他にもバカラの花瓶やアンティークの壺などが無造作に置いてあります。

日本間には立派な掛け軸がかかり、風呂場はまるでスポーツクラブのようです。地下にはカラオケやビリヤード台、スロットが楽しめるホームバーが設えてある。ワインセラーには1本100万円もする高価なワインが並んでいました。治さんがタニマチをしていた力士や野球選手がそこでスロットを遊んだそうです」

ミスターのタニマチ

里見氏のタニマチ気質は業界でも有名だ。セガサミーがスポンサーのゴルフ大会・セガサミーカップは、名誉会長として長嶋茂雄氏を迎えている。また、昭和の大横綱、千代の富士のファンで、九重部屋の面倒をよく見ていたという。

近年は、念願のカジノ進出を見越してか、政界との結びつきも強固なものにしている。里見氏の華麗すぎる人脈が白日の下に晒されたのは、'13年9月に行われた次女の結婚式だろう。

経済産業省のキャリア官僚・鈴木隼人氏(現在は衆議院議員)との披露宴は、ホテルオークラ東京で盛大に開催された。

出席者は現職総理である安倍晋三氏を筆頭に、政界からは小泉純一郎氏、森喜朗氏といった総理経験者、菅義偉官房長官らが出席。芸能界からは徳光和夫が司会を務め、石井竜也が列席し、EXILEがビデオレターを寄せた。スポーツ界からは長嶋氏に加えて、王貞治氏、青木功氏と、いずれも錚々たる顔ぶれだ。

里見氏の娘婿として、各界のVIPに祝福されて結婚生活を始めた鈴木氏は、昨年暮れの総選挙に自民党から立候補し、当選を果たした。

「といっても、選挙区では立候補をしておらず、比例東京ブロックでの当選です。名簿順位は25位でしたが、その上の24人は小選挙区で立った候補者たちで、鈴木氏は比例単独候補としては、事実上の名簿1位。つまり、出馬した時点で当選確実だったわけです。

鈴木氏は経産省に入ったのが'02年で、官僚として目立った実績はありません。それなのに、超異例の厚遇だったのは、当然、義理の父親、里見さんの存在があったからだと囁かれています」(政治ジャーナリスト)

もちろん、公認を出した自民党の側にもメリットがないわけではない。

「里見さんは、第一次政権のときから安倍総理と親しく、政権をほっぽり出し、下野した後も物心両面で面倒を見たといいます。'13年には里見氏が安倍総理に5000万円手渡した、という記事が情報誌に掲載されたこともあります。そこまで露骨なことをしないまでも、里見氏やセガサミーが安倍総理をはじめとした自民党議員に政治献金をしているのは事実です」(同前)