今年から始めよう「ふるさと納税」簡単ガイド 誰でもできる みんなやってる こんなに得する

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「ふるさとチョイス」の使い方は簡単。牛肉や地酒など、もらえる特産品の種類で選びたいなら「特産品で選ぶ」をクリックする。東北の被災地を応援したいなど、寄付する場所を重視するなら「地域で選ぶ」、子供の教育のために使ってほしいなど、おカネの使い道が知りたければ「使い道で選ぶ」をクリックすればいい。また、これらを組み合わせて候補を絞っていくことも可能だ。

ページを開くと、目的に合った自治体と特産品の一覧が表示される。気になった自治体があれば、「詳細はこちら」をクリックして、詳しい情報を見られる。

ふるさと納税したい自治体が決まれば、さっそく申し込んでみよう。自治体までわざわざ赴く必要はない。自治体が「今すぐ申込&カード決済」の対象なら、そのままクレジットカード決済が行える。

対象外なら、ページの末部に掲載されている自治体ホームページのアドレスをクリックし、そこで申し込みを行う。銀行振り込み、コンビニ納付、現金書留など決済方法を選択できる自治体もある。

送金が完了したら、後は自治体からお礼の品が送られてくるのを待つだけだ。

ただし、現行の制度では、特産品を受け取った後が大事だ。せっかくの寄付金控除も「確定申告」をしなければ受けられない。給与所得者には年末調整があるので、確定申告をする習慣がない人が多い。これがふるさと納税が敬遠される大きな要因となっていた。

4月からはもっと手軽に

だが、前述の『平成27年度税制改正大綱』が採用されれば、確定申告の手間を省けるようになる。

「ふるさと納税をした自治体が5団体以下なら、寄付先の自治体が、寄付者の居住地の自治体に通知してくれるという仕組みです。申し込みの際に、寄付先に『確定申告はしません』と告げてください。

6団体以上にふるさと納税をした場合は、これまでどおり確定申告が必要です」(前出・足利氏)

ふるさと納税3年目の千原美恵子さん(50代女性、事務職・仮名)も新制度に期待を寄せる。

「もともと、ふるさと納税を始めたのは、地方の里山を守りたかったからです。ホタルや草花を保護するために、自分のおカネを使えてすっかり満足していました。おまけに、おいしいお米までいただけましたから。

でも、実は制度をよく理解しておらず、確定申告をしていなかったんです。自治体から寄附金受領証明書の封筒が来ているのにずいぶん経ってから気付き、『おカネが戻ってくるんだ!』と目から鱗でした。