Photo by PhotoAC

「受験の神様」が教える、いまからでも間に合う『試験に受かる技術』

灘高が教えてくれた「超」合理的メソッド
『試験に受かる技術』には、灘高流の「超」合理的勉強法を習得した吉田氏が考案したさまざまな勉強法や受験テクニックがふんだんに盛り込まれている。受験生のみならず、社会人にも有用なアドバイスも多い

年が明けると、「受験の季節」が到来する。中学、高校受験に大学入試……。試験の合否はその後の人生の歩みにも大きく影響するだけに、1月から2月にかけての2ヵ月は、受験生とその保護者にとっては厳しい日々が続く。そんな受験生たちの「バイブル」となる新書が刊行された。試験本番で成功するためのノウハウがふんだんに盛り込まれた『試験に受かる「技術」 灘高が教えてくれた「超」合理的メソッド』(講談社現代新書)である。著者の吉田たかよ氏は、灘中高→東大(理科一類)→東大大学院(工学系研究科)→国家公務員試験一種(経済職)2年連続合格→NHKアナウンサー→医師国家試験→政策秘担当書資格取得→衆議院議員公設第一秘書→東大大学院医学博士取得という経歴を持つ、まさに「受験の神様」。名だたる難関試験をすべてストレートで合格した吉田氏が、受験を目前に控えた学生やその保護者のためにとっておきのアドバイスをしてくれた。
 

東大入試、国家公務員試験Ⅰ種(経済職)、医師国家試験など名だたる難関試験をすべてストーレートで合格した吉田たかよし氏だが、意外にも灘中時代は、事実上学年ビリの落ちこぼれだった

Q.『試験に受かる技術』 なかなか強烈なタイトルですね。これは大学生の受験生に向けて書かれた本ですか?

吉田:大学受験は受験の天王山ともいえる大切な試験ですので、もちろん、第一に念頭に置きました。でも、試験に受かるために必要な技術は、資格試験であろうと会社の昇進試験であろうと、すべて同じです。実際、私自身も、大学受験のために灘高校で叩きこまれた受験術をそのまま実践し続けたことで、国家公務員経済職試験に2年連続で合格できました。理科系の研究に携わりながら独学で経済学を一から勉強して合格したので、当時は世間で話題になりましたが、役立った受験の技術は大学入試とまったく同じでした。

『試験に受かる「技術」 灘高が教えてくれた「超」合理的メソッド』には、『試験に受かる「技術」 灘高が教えてくれた「超」合理的メソッド』には、脳科学も駆使し、これでもかというぐらい徹底して合理的なメソッドが満載されている

Q.身も蓋もありませんが、試験に受かるためには学力を高める以外に方法はないようにも思いますが、そのような「受かる技術」など存在するのでしょうか?

吉田:そもそも、純粋な学力なんて存在するのでしょうか。私は幻想だと思います。なぜなら、学力は試験の点数で測定するしかないからです。「試験に受かる技術」は間違いなく存在します。私自身の経験からも明らかなとおり、「受かる技術」をマスターすれば、試験の点数は確実に上がります。私は、こうした「受かる技術」もひっくるめて、学力の一部だと思っています。よく「学力はあるのに、それを試験で発揮できない」と嘆く受験生がいますが、それは言い訳にすぎません。

Q.確かに吉田さんの御略歴を見ると、公立小学校→灘中高→東大(理科一類)→東大大学院(工学系研究科)→国家公務員試験一種(経済職)2年連続→NHKアナウンサー→医師国家試験→政策担当秘書資格取得→衆議院議員公設第一秘書→東大大学院医学博士課程。名だたる難関試験をすべてストレートで合格されていて、説得力がありますね。

でも、灘中、灘高に入学できる素養があったからこそ実現できたことではありませんか?