買うべきもの、売るべきものを間違うな「ドル建て預金」「金」「国債」ほか、儲けたいならこうすべし!

2015年まるごと完全予測 景気・株・円安・会社こう動く! その4
週刊現代 プロフィール

具体的にはコンドミニアムやマンションの一室を買うことになります。例えばセブ島あたりのコンドミニアムは1000万円程度で買えます。利回りは7%程度ですが、将来の値上がりも期待でき、キャピタルゲインを得られる可能性が高い」(長嶋氏)

気を付けるべきはビジネス慣行が違うので、変な業者に引っかかってしまう恐れがあること。実際に現地に赴き、信頼できる日本人スタッフのいる業者を通すべきだろう。

そんなリスキーな投資はちょっと、という向きには、無難な投資先の代表格とされる日本国債がぴったりだ。

「10年満期の個人向け国債(変動金利10年満期型)」がお勧めだと語るのは、ファイナンシャル・プランナーの目黒政明氏である。

「このまま日銀の超低金利政策が2~3年後まで続くことは考えられません。数年後には出口戦略で金利が上向くことを考えると、10年物がお勧めです。国債でも3年、5年ものは固定型で、購入時の金利が適用されるのでお勧めできません」

また10年の個人向け国債は購入後1年据え置けば1万円単位で自由に換金できる。万が一、価格が大きく下落しそうなときは自由に売ることができるので安心だ。銀行預金の金利の低さにうんざりしている人は、国債購入を考えるのも一つの手だ。

どのような投資をするにしても、重要なことは市場の潮目に対して常に敏感でいることだ。目黒氏は語る。

「従来から『国策に逆らうな』というのは相場の鉄則です。今年は株高、円安傾向、超金融緩和が進むので、流れに乗ればいい年になるでしょう」

政府と日銀、GPIF(日本年金機構)がセットになって作り出す官制相場。この潮目がいつまで続くかわからないが、なにも対策を立てずにいると庶民はインフレに苦しむばかり。わずかな資産を防衛するためにも、正しい対策を立てたいところだ。

「週刊現代」2015年1月17日・24日合併号より