【沿線革命005】
上野東京ライン開業で浦和は武蔵小杉に続くか

阿部等(交通コンサルタント)

開発の進む浦和

駅の整備と利便性の向上と並行して、駅周辺の開発も進んでいる。埼玉県のホームページにある「浦和駅周辺の再開発事業」を見てみよう。

東北本線(現在の呼称は宇都宮線)と高崎線の普通列車が朝夕しか停車しなかった1970(昭和45)年頃、浦和は東口も西口も駅前広場が未整備で、低層建物が駅直近まで密集していた。

1970(昭和45年)頃の浦和駅周辺の航空写真(埼玉県HPより)

その後、幾多の困難を経て以下の再開発事業が進み、東口も西口も様相が一変した
1981(昭和56)年3月 浦和駅前(伊勢丹、コルソ)
2003(平成15)年3月 浦和駅西口南第三地区(エイペックスタワー浦和)
2006(平成18)年2月 浦和駅西口南第四地区(コスタ浦和)
2007(平成19)年10月 浦和駅東口駅前地区

さらに、浦和駅西口高砂地区の再開発が進行中である。

駅の構内及び直近では、高架下開発と駅ビル建設の構想が進んでいる。

高架下開発は、去る10月20日に着工され、2015(平成27)年秋に北口改札口の新設とともに開業の予定である(http://www.saitama-np.co.jp/news/2014/10/08/07.html)。駅ビルは、JR東日本が2013(平成25)年7月に、西口に2017(平成29)年度開業目標で6階建てを建設すると発表した後、詳細は発表されていない。

他の地域と同様に、エキナカが充実するほど、駅周辺の飲食店は影響を受け、一方、エキナカは賃料が高いため地元店は入居できずチェーン店ばかりになるとの懸念もある。