大西洋 第3回
「土日、ちょっと時間が空くとサロン・ド・シマジに顔を出すようこころがけています」

島地 勝彦 プロフィール

セオ いやいや、わたしはいつも朝9時過ぎには出社しています。

シマジ そうか、お前は部長になってからこころを入れ替えたんだったな。

大西 わたしは8時30分には会社に着いていますよ。編集者は夜が不規則だから大変でしょう。

シマジ むかしは"社長出勤"という言葉があったくらいで、10時を過ぎる頃に悠々と出勤する社長も多かったようですが、いまどきの社長はみんな早いそうですね。あまり早く出勤すると秘書も大変でしょうね。

セオ 立木先生、もうそろそろいらっしゃるころでしょうか。

シマジ セオ、毒蛇は急がないと教えただろう。いざというときはお前のスマホで撮ればいいじゃないか。

セオ そんな乱暴なことは出来ませんよ。この連載の魅力の一つは巨匠の写真の美しさにあるんですから。シマジさんは立木先生の携帯番号をご存じなんでしょう?

シマジ 知っているけど、じゃあ、お前がかけてくれ。

セオ そんなことは出来ません。

シマジ それじゃ、静かに待つんだね。

セオ でも大西社長は午後4時30分にここを出なければならないんですよ。

大西 申し訳ないです。立木先生には先日伊勢丹でシマジさんとのツーショットを撮っていただきましたから、あれを使ってはどうですか。

セオ それは出来ないんです。この対談にはお二人がネスプレッソを飲んでいる写真が必要なんです。

大西 あっ、そうでしたね。失礼しました。