忙しくてもできる! 家族からの株も上がる「週末片づけ」
~『一生リバウンドしない! 奇跡の3日片づけ』 【第3回】

石阪 京子 プロフィール

捨てたはずなのにスッキリしないのは、モノを管理できる以上に、モノを所有しているから。捨てたと思っていても、まだ管理できる量以上のモノがあるということなんです。

仕事がとても忙しく、いつも駆け足で生活している人と、専業主婦で家事に使える時間や家のなかにいられる時間を長く持てる人とでは、管理できるモノの量が違います。同じ専業主婦でも違いはあります。何をするにも身体が勝手に動いて、手早くやれちゃうベテラン主婦と、慣れない家事と子育てにてんやわんや、くたくたに疲れている新米ママでは、管理できるモノの量が違いますよね。

「実家ではもっとモノが多かったはずなのに、ウチのお母さんは私と違って案外こぎれいに暮らしてるんだけどなあ・・・」

という違いが出るのはそのため。

忙しい人、家事が苦手な人ほど、モノを減らしていきましょう。忙しい人はそれだけ、モノを管理する時間も少ないのです。

大切なのはモノではなく、家族と過ごせる時間や、あっという間に過ぎてしまう子育ての時間。そして穏やかな気持ちでいられる時間です。モノで埋められないものを、モノを手放すことで得ることができます。

一気に片づけ切らなくてもいい

本書では、3日間で家一軒を片づけ切る方法を書いています。片づけにかける時間は、少なければ少ないほどいい。それだけ理想の暮らしとも早く出会えるし、有意義な時間が増えますものね。

けれど、仕事や育児で忙しくてまとまった時間が取れない方、家族が協力してくれない方、「3日間でぜんぶ片づけなきゃいけないの!?」と思った方は、3日にこだわらなくても大丈夫。

たとえば、日曜日だけ3週にわたって行ってもいいんです。もっと言えば、「引き出しを1日ひとつ」の5分間片づけからでも、家一軒の片づけは始められます。

引き出しからモノを全部出して厳選し、元に戻す。あるいは化粧品などひとつのカテゴリのモノを全部集めてきて厳選する。

今日は薬箱だけ。明日は時間がちょっとあるから下駄箱をやろう---。

こんな小さな「きれい」をコツコツつくることでも、「きれいな空間って心地いい」と感じられるようになっていきます。