ゴープロが成功した大きな理由として、ニック・ウッドマン自体のパーソナリティも挙げられるだろう。さほど写真栄えのしない他社の経営者とは異なり、ニック・ウッドマンはヘルシーなアメリカ人男性そのままである。均整の取れたボディと柔和な笑顔、シンプルなファッションでも身体が出来上がっているので、むしろスマートに見える。
ウォールストリート上がりのインテリでもなければ、シリコンバレーのオタクでもない、西海岸のやんちゃなオトコがビジネスを成功させた。そんな雰囲気なのだ。
そんな彼が愛用している時計が、ブライトリングである。
航空時計のトップブランドであり、”プロフェッショナルの計器”を標榜する本格派。時を刻む計器としての価値にこだわる骨太な世界観を持っている。
ブライトリングとゴープロの世界観は、非常に相性がいい。エクストリームスポーツのダイナミックな映像は、その瞬間を逃したら二度と撮ることはできない。つまり信頼性が何よりも尊ばれる。ブライトリングも信頼性を高めるために、品質の向上だけでなく、アフターサービスも充実させている。
ニック・ウッドマン×ブライトリングという組み合わせからは、彼のセンスが見えてくる。ディテールにこだわり世界観にこだわり、タフネスにこだわる。しかしそこに野暮ったさはなく、デザインも操作性も秀逸。こういった共通点を持っている時計を選べるというのは、高い審美眼の証明にもなるだろう。
ニック・ウッドマンはカジュアルなスタイルにも、スーツ姿にもこの時計を合わせている。それはブライトリングが、明確に“自分のスタイルを語ってくれる”アイテムだからに他ならない。
ライフスタイルを提案し、文化を創造する企業は、CEOこそが率先してアイコンとなるべき。ニック・ウッドマンの様なビリオネアがもっと増えればいいのにと、思う次第である。
ブライトリング・ジャパン
03-3436-0011
http://www.breitling.co.jp/
Text:Tetsuo Shinoda