第5回ゲスト:北方謙三さん (後編)
「シマジさんはまず、自分の価値観とは正反対の世界を書いてみることです」

島地 勝彦 プロフィール

助手 手相占いのアプリでも入ってるんですか?

北方 いや、そうじゃなくてだな・・・(と、懐中電灯アプリをオン)。

日野 それ、いつも飲み屋で使ってる手でしょう!

北方 うるさい! お前は黙っていろ。なるほど。君は神秘的なものか好きだろう。

助手 そういわれれば、そうかも。

北方 それに、将来まともな結婚をする。

助手 ほんとですか。それはよかった。

北方 さらに、あっちのほうの感度がいい。

助手 ほんとですか? でもそういうときと、苦痛に感じるときがあって・・・。実は昨日、彼氏と別れ話をしたばかりなんです。

日野 ブハッ! どうして火に油を注ぐかなあ。

島地 ハハハ。しかし日野、あの北方謙三が、スマホの懐中電灯で女の子の手相を見るシーンに立ち会えるなんて、貴重な経験だろ。別れ話をしたって、それで結論は出たの?

助手 はい。距離を置こうということになりました。

北方 君に一つ男女に関する格言を教えてやろう。「男と女は誤解して愛し合い、理解して別れる」。

助手 ああ、たしかに。一緒にいるうちに、お互いの求めているものが違うって気づいたというか、目指す方向性がちがうというか・・・・

日野 なんだかロックバンドの解散みたいだね。