技術革新を重ねた、175年の歩み

現在の時計界において、世界最高峰の名を欲しいままにするパテック フィリップが、創業175周年を迎えた。そして、去る10月13日、スイス・ジュネーブにある本社で、その歴史と時計の偉業を振り返る、壮麗な記念イベントが開催された。

父から子へ、世代から世代へ

 そして、なによりもスゴいのが、パテック フィリップの製品ならば、どんなに古いモデルでも修理を受け付けるということ。あらゆる時代の、あらゆるモデルのパーツを今も在庫し、それを修理する技術を有しているのだ。古い工具も保存しているため、現存していないパーツも一から復元できる。つまり、現存するパテック フィリップの時計はすべて使用できるということだ。つまり、50年前の時計と現在の時計、そして50年後の時計も同じように使用できる、ということである。

 その姿勢、理念は、これも変わらぬパテック フィリップの広告に表現されている。写真に描かれているのは、親子の日常。そして、キャッチフレーズは「その時計は受け継がれる。父から子へ、世代から世代へ」。

 時計作りに対する絶対的な自信と顧客に対する真摯な姿勢がなければ書けないフレーズである。それを堂々と掲げられるところが、パテック フィリップが最高峰といわれる所以なのである。

上:Calatrava Ref.5196 カラトラバ 5196/永遠不滅の定番ドレスウォッチ
1932年に誕生したRef.96を最も忠実に継承したモデル。いまや紳士用ドレスウォッチにおける永遠不滅の定番となったカラトラバは、パテック フィリップの顔ともいえるコレクションだ。自社開発・製造による手巻きムーブメントを搭載するこのモデルは、完璧な精度はもちろん、ウォッチデザインにおける比類無きバランスを誇っている。 手巻き、18KWGケース、37㎜径 ¥2,230,000(税別)

左:Aquanaut Ref.5164A  アクアノート 5164A/とても実用的な、カジュアル・エレガンス
コンテンポラリーなスポーツ・エレガンスを代表する腕時計だ。出発地と現地の時刻を2本の時針で表示するトラベルタイムは、このコレクションのなかで唯一の複雑機構を搭載している。ケースサイドのプッシュボタン操作により、簡単に現地時刻に合わせることができ、昼夜もそれぞれに窓が設けられ、一目で判別できるようになっている。また下側の針がスケルトンなので、ひとつの時刻表示で十分な時は、時針を重ねておけばよい。 自動巻き、SSケース、40.8㎜径(10-4時方向) ¥3,440,000(税別)

右:Annual Calender Ref.5396 年次カレンダー 5396/複雑機構搭載もシンプルなパテックらしい腕時計 パテック フィリップが特許を持つ年次カレンダー機構。月末が30日と31日の月を自動的に判別し、日付、曜日、月名を表示する。ただ、2月末(28日もしくは29日)は判別しないので、年に1度、3月1日に日付を進める必要が生じる。12時位置に曜日と月名表示窓が横に並んだ「ダブル・ギッシェ」と、ムーンフェイズの周囲に24時間表示のサブダイヤルを備えたこのデザインも伝統を受け継いだタイムピースである。
自動巻き、18KRGケース、38.5㎜径 ¥4,850,000(税別)

 

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