石川次郎 第4回 「『トゥナイト2』の司会は、試しに1年だけと思っていたのが結局8年も続いちゃった」

島地 勝彦 プロフィール

シマジ でもジローは凄いよね。あのマンションに住み続けながら、20年以上も大きな病気もせずにフリーランスで頑張っているんだからね。

石川 シマジは結構大病しているんだよね。

シマジ そう、大腸癌の手術もやったし、心臓バイパス手術もやった。バイパス手術のときはジローに頼んだよな。手術が成功するように朝から斎戒沐浴して拝んでくれって。

石川 そうだよ。あのときは真剣に祈ったよ。成功したという連絡がなかなかこなくて心配したよ。

シマジ 8時間もかかったんだ。心配かけたな。ところでジローはいま、主にどんな仕事をしているの?

石川 そうだね、いまいちばん面白くやっている仕事は、これまで付き合いのあった会社、具体的にいうと日本航空とBSのテレビ局とで作っている番組かな。もちろんスポンサードの番組で、スポンサーそのものをテーマにしたドキュメンタリー番組を作って、まずBSで放映する。そして同じものをJALの機内放映で流すんだよ。

JALの国際線で1ヵ月間放映されるということに興味を示して多くの会社が手を挙げてくれた。例えばBMW、カルティエ、クリスチャン・ディオール、カッシーナ、そうそう、このネスプレッソもね。

シマジ 制作にもかかわるんだろう?

石川 ぼくが企画してぼくが出演したこともあったよ。ブータンの特集番組をやったんだ。

シマジ テレビを8年間もやって顔が売れているから、そこは便利なもんだね。

石川 JALが凄いのは、エンターテイメントをみせる機械が進化していて100チャンネルもあるんだよ。これからは地上波よりBSの時代になってくる。シマジはあっちの世界は疎いと思うけど、機内で見られる映画だって高い金を出して航空会社が買っているんだよ。そこでJALの機内をひとつのメディアと考えて、ぼくの会社が間に入って企業に売るという仕組みなんだ。

セオ それはすばらしいアイディアですね。

立木 平凡出版で鍛えられた「他所がやっていないことをやれ」という精神がジローちゃんの体に染み込んでいるんだろうね。