第3回ゲスト:宮嶋茂樹さん (後編)
「南極観測隊のリアル---昭和基地の"エロ文化コレクション"は、一見の価値アリです」

島地 勝彦 プロフィール

不肖・宮嶋、南極のエロ文化博物館を白日の下に晒す

島地 最初の観測隊から、ダッ○ワイフを持って行ったそうですね。

宮嶋 えーと、それは禁句でして、正しくは「温水循環式等身大人体模型」であります。その名目で予算が通っていますから。

島地 週刊誌のカメラマンが同行するのは、宮嶋さんが初だったんですよね。文科省は何を期待していたんでしょう。

宮嶋 んー、そこはイマイチよくわからないんですけど、とにかく隊員たちのリアルな姿を伝えようとすると、どうしてもエロが目に入るんです。NHKと朝日新聞は越冬まで同行取材していたのに、それをまったく無視しているのがおかしいと思い、ならば「不肖・宮嶋」がやらねばなるまい、と。

島地 それは正しい判断だと思いますね。そういうリアルな姿があってはじめて、彼らの偉業が身近なものに感じられるわけですから。

宮嶋 昭和基地は言ってみれば日本の「エロ文化博物館」で、過去から現在までの、ありとあらゆるものが揃っています。

最初の頃は、作家の野坂昭如さんが監修した舞台女優の喘ぎ声テープというものがあり、その先はビニ本、エロ本はもちろん、ブルーフィルム、アダルトビデオ等々なんでもありました。

島地 野坂さんが監修した舞台女優の喘ぎ声カセットテープですか!? これは聞いてみたいですね。

すべてから隔絶された世界にいると、妄想をかきたてるもののほうが興奮するんでしょうね。モロ出しされても、別の世界のもののような気がして、実感がわかないのかもしれない。喘ぎ声なら目をつぶっていろいろ妄想できるから、これは飽きないでしょう。