グローバルで必須の英語とITスキルを磨く! シンガポールのインター生の夏休みに迫る

岡村 聡 プロフィール

日本とシンガポールでの指導スタイルの違い

もう一人、シンガポールのアメリカンスクールに通うお子さんでこのiD Tech Campに参加したA君(11歳)の話も聞きました。彼は1年半前にシンガポールに来て、アメリカンスクールに入りましたが、日本の学校よりもいまの学校のほうがはるかに気に入っているとのこと。

活発に意見するA君は日本の学校では先生に煙たがられたり、周りに馴染めないこともあったのですが、アメリカンスクールでは先生も含め、非常にフラットな環境が合っていたようです。

彼の話を聞いていて印象的だったのは、日本とシンガポールでの指導スタイルの違いです。日本では普段、言葉遣いを注意している先生がいざ生徒を叱るときには乱暴な言葉遣いになるのに対して、シンガポールでは常に先生と生徒が対等な目線で、大人と話すときと同じ丁寧な言葉遣いで接してくれることがうれしいと話しています。

また、どのようなときにも意見を表明することが求められ、たとえその発言が間違っていたとしても先生も周りの生徒も馬鹿にせず、かならず間違いの背景まできちんと議論してくれることも大きいようです。お母さんも、シンガポールに移住してきてもっとも良かったことに、息子がインターの環境で生き生きとしていることを挙げています。

A君のお母さんが、友人からお子さんがiD Tech Campに参加して良かったという評判を聞き、スタンフォード大学で開催されたプログラミングとゲーム制作という、各1週間のプログラムに申し込みました。

A君の年齢になると、月曜日から金曜日のプログラム期間中はずっと、大学の寮に寝泊りします。A君は米国人2人、中国人1人の計4名の部屋で一緒に過ごしたのですが、学校の友人とはできないプログラミングやゲームの話題でずっと盛り上がることができて、とても楽しかったようです。