女ゴコロが丸わかり!椰月美智子が描いたシビレル恋物語。切なくて、笑える――『恋愛小説』が文庫化

●本文脚注

(注3)「メガネ右耳ぶらさがり事件」---本文P202参照

(注4)美緒の特技が本物そっくりに「○○(自粛)」を描きあげる---本文P162参照。もちろん本文では梅原さんの自粛した「○○」はちゃんと表記されている。

(注5)著者は心の底からフザけた人で~---言葉も文章も美しい作品が多い椰月さん。人となりを知るには是非ともエッセイ集『ガミガミ女とスーダラ男』(講談社文庫)がおすすめ! また椰月さんのツイッターも爆笑のツボがたくさん。

(注6) (通称ジェロさん)---田所益恵という名前からジェロさん? と思うだろうが、「ジェロニモ」が短くなって「ジェロさん」となった。ちなみに「ジェロニモ」の由来は「田所さんはジェロニモっぽいねえ」という社内の先輩の言葉に誰もが賛同したことによる。

(注7)神の視点---小説は一人称、二人称、三人称などの書き方がある。『恋愛小説』は三人称で美緒やサスケの言動が描かれており、ところどころでそこを超えた「神の視点」が登場する。そこに語られる「恋」たるものも膝うち必至の名言多数!

(注8) 因みに私がどんな思いを抱いたかというと・・・・・・---文庫の解説をつとめた唯川恵さんも「巧みな術中にはまってしまったことに狼狽えつつ、同時に、椰月さんは何と罪な作家だろうと嘆息した」と書いている。