これから楽しみな素敵な女性起業家の方に経営コンサルタント・多摩大学客員教授の本荘が話をうかがう本連載の第二十回は、ビジネスで活躍する女性のための着心地がよく華やかで手間がかからないジャージーワンピースブランドkay meなどを展開するmaojian works株式会社の毛見純子社長の登場です。
kay me(ケイミー)は、働く女性のための「洗える・伸びる・シワにならない」日本製のジャージー(伸縮性のある布)ワンピースブランドです。kay me のお洋服は、働く女性にとって、手入れがラクで、身体がラクで、着ているだけでハッピーになれることに価値を置いています。その原点は、自分自身が働いていて痛感した問題を解決したいという想いにあります。
経営コンサルタントとして働いていたとき、仕事は明け方まで続き、家で90分ほど寝てすぐに出社する日々を送っていました。ただでさえ身体がつらいのに、着て行けるようなスーツはかっちりしていて疲れるものばかり。出張で新幹線に乗るときは、肩が凝るためジャケットからカーディガンに着替えていました。
もっと身体がラクでいられる服はないかと探して行き着いたのが、ジャージーワンピースでした。動きやすいし、ジャケットを羽織ればきちんと見えて、おしゃれで、相手にも失礼がない。でも、海外ブランドのものしか見当たらず、8-10万円と高額でした。それに、デザインがセクシーだったりと日本人には合わず、ビジネスで使いにくいものが多かったのです。
そういった自分自身の問題意識から、kay meは、働く女性が笑って自己実現できるように、華やかなのに身体がラクで、さらにシワにならず自宅で洗える服を提供しています。時間がない、ビジネスで活躍する女性のためのブランドです。
第十七回のシンシア・シェイムズさんのAbbyPostは標準サイズに合わない女性に対応しているが、kay meはキャリア女性向けだ。歴史のあるアパレル産業だが、まだ満たされていないニーズが色々ところがっている。