マッキー牧元のおいしいトレンド「肉のカジュアルフレンチ」

『レストランユニック』のFacebookページより

オーソドックスなソースを売りにした肉料理の店

以前、このメルマガで“カジュアルフレンチの台頭”と称し、初台の『Anis』、代官山の『Ata』、蠣殻町の『ラピヨッシュ』を紹介した。

現在も変わらず、普段着で気楽に行けるカジュアルフレンチが増えるなか、目黒にまた新しい店が出来た。『レストランユニック』である。駅から目黒通りを下ること徒歩15分というやや離れた場所にある。周囲にユニークなカフェや飲食店が多い、今後注目の地域にあるお店だ。

店内の奥がオープンキッチンになった縦長の店は、カフェを改造したような気さくなインテリアで、厨房にはシェフが1人、サービスのフランス人が1人といった布陣である。

メニューを開くと、メインにはシェフが得意とする肉料理が、ずらりと並ぶ。「鹿のロティ ソースポアブラード」、「アグー豚の皮つきバラ肉のコンフィ」、「ヴァンデ産鴨のロティ 濃厚サルミソース」、「仔鴨の半身丸ごとコンフィ」、「70日間熟成経産骨付きリブロースのロティ」。客数16席くらいの小体な店なのに、どうです、この肉料理の充実ぶりは。

現代のカジュアルフレンチは、単にカジュアルだけでは成り立たない。何かに特化することが、鍵なのだ。『レストランユニック』では肉料理が、しかもソースに、ソースポアブラード(鹿の出汁をベースにした胡椒風味のソース)やサルミソース(鴨のガラや血などを赤ワインで煮込んだソース)といった、手間暇かかるオーソドックスなものを揃えているところが面白い。

隣の席に座っていた30代前半の男女グループが、鳩のサルミソースを食べながら「このソースおいしいっ」と言い合っている様子が微笑ましい。少し前なら、彼らには敷居の高い店でしか味わえなかった料理である。・・・・・・この続きは『現代ビジネスブレイブ イノベーションマガジン』vol089(2014年8月21日配信)に収録しています

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