2014.08.27
# 本

元米陸軍情報将校が明かす「アメリカ軍が日本から撤退する理由」

『2020年日本から米軍はいなくなる』第2回
現在、地球上で最強のF-22ラプター・ステルス戦闘機

日本の機密保持に不安あり

---F-35ライトニングⅡとF-22ラプターとどちらが強いですか?

もちろん、F-22です。エンジンが双発の制空戦闘機ですから。

---すると、F-35は、F-16の跡継ぎ、ならば、F-22は、F-15の跡継ぎです。F-22を米国は日本に売ってくれませんでしたよね。

その理由を米国で空軍の専門家や、メーカー関係者に複数、当たってみました。

ロッキード・マーチン社は、売りたかった。Jモデルという構想があって、性能を落としたF-22Jとして、日本に売られるはずでした。

そりゃ民間は売りたいですよ。メンテナンスを入れると、莫大な額のビジネスですからね。財政赤字に苦しむ米国政府にしても、売りたいのは山々だった。

---それが、何で、ダメになったのですか?

米国の議会がストップさせました。

そこでは、米国が多額の金を投入して開発したステルス戦闘機の秘密技術を、簡単に日本は中国に渡してしまう可能性があると判断された。それが、大きな理由だと思います。金がどうのこうのの話ではない。

---イージス艦の機密を渡した海自士官の責任は重大ですね。

はい。元米軍情報将校として私は、その海自士官は、中国にとって非常によい働きをした、と判断します。

---今度、F-35を売ってくれることになりましたが、これには、F-22の次の世代のステルス技術が入っています。機密保持には細心の注意が必要ですね。

F-35は、多国籍開発だから、米国もそんなに気にしないと思いますが、機密保持はとても重要です。

日本の空自も採用したF-35ライトニング・ステルス戦闘機

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