暑い夏を乗り切る、中国四川「農家楽」のすすめ

『現代ビジネスブレイブ イノベーションマガジン』---「マッキー牧元のおいしいトレンド」より
『中國菜 老四川 瓢香』のwebサイトより

四川省でブームのレジャー

いま「農家楽」というレジャーが中国四川省で流行っているをご存知だろうか?
都会化、高層ビル化が進んだ成都で働き暮らす人々が、休日に郊外に出かけていき、農家で1日過ごすという遊びである。

成都に行ったことのある方ならご存じだろうが、高層ビルが立ち並び大型ショッピングセンターや欧米ブランドショップが立ち並ぶ市内は、東京とほとんど遜色ない。筆者も去年訪れたが、ヨーロッパの高級車の数は、東京よりも多かった。急激な都会化で心身ともに疲れ、癒しを求めるのだろうか。もともと自然が豊かで、自然と親しむのが好きだった人が多く住んでいたせいもあり、そうしたレジャーが流行ったのだと思う。

郊外にある農家は、都市に住む人々がここで一日遊び、のんびりと過ごしてもらえるよう、次々と田畑や住宅、庭を改築した。日本的に言えば「民宿」だが、規模が違う。
現在、成都市周辺に農家楽は、1万ヵ所以上あり、休日ごとにおよそ30~40万人の市民が農家楽を訪れるという。

家族で訪れ、日がな一日散歩をしたり、自然の中でトランプやマージャンをして、昼食と夕飯は農家の人の手料理を食べて帰っていく。代金は昼夕食付で、ひとりおよそ20~30元、日本円だと300~500円くらいの価格だ。実に手ごろなレジャーといえよう。

そんな「農家楽」で出す、四川農家で毎日食べている郷土料理を、昼食として提供しているレストランがある。それが麻布十番の『中國菜 老四川 瓢香』(チュウゴクサイ・ラオシセン・ピャオシャン)である。

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