[アイランドリーグ]
香川・寺田哲也「理想は完全試合右腕・八木沢荘六」

~注目選手に訊くVol.1~
スポーツコミュニケーションズ

中日・又吉(元香川)に続け

新潟時代の13年7月には群馬相手にノーヒットノーランを達成した。

――ドラフト会議までは残り3カ月。本当に人生を左右する時間になることでしょう。改めてスカウトにどんな点をアピールしたいですか。
寺田: 一番は真っすぐの質ですね。追い込んでもコーナーに決められる精度と、ピンチの場面でのボールの強さ。この部分は僕の長所だと思いますし、今後もさらに伸ばしていきたいです。その上で、変化球がレベルアップしたところを見せたいですね。

――今季は香川から中日に入団した又吉克樹投手が1年目からリリーフで5勝をあげています。NPBに行って彼に続く存在になれば、独立リーグ全体の価値が上がるはずです。
寺田: 又吉君は昨オフ、香川に契約を結びに行った際に練習をしていて、一緒にキャッチボールもしました。ボールのキレが素晴らしくて、軽く投げているのに、グンと伸びて向かってくる。さすがだなと感じましたね。僕も、このレベルを目指して頑張らなくてはいけないと刺激を受けました。

――NPBでも活躍するピッチャーになる上での理想像は?
寺田: 実際のピッチングを見たことはないのですが、高校の大先輩である八木沢荘六さんのようなタイプのピッチャーになりたいですね。BCリーグでも群馬でコーチをされていた時には、相手チームながらお世話になりました。八木沢さんも決してストレートのスピードは速くなかったと聞いています。でも、変化球をうまく組み合わせたピッチングで完全試合も達成されました。僕もNPBではストレート一本で押せる人間ではないと思っています。八木沢さんのようなスタイルを身につけることがプロで生き残るための方法だと信じています。

(Vol.2では高知・河田直人選手のインタビューを掲載します)

(聞き手:石田洋之)