2014.06.10
# 雑誌

この人たち、信用できない——勉強はできても人間はできてません 顔と名前を全員公開!「おかしな判決」を書いた裁判官はこんなにいる

週刊現代 プロフィール

福岡地裁の川口宰護裁判長は〈泥酔状態ではなく酒気帯びだった〉〈スナックから追突現場までの約8分間、右左折やカーブ走行を繰り返したが、蛇行運転などをした事実は認められなかった〉などと、最高懲役20年の危険運転致死傷罪の適用を見送り、業務上過失致死傷罪と道路交通法違反で懲役7年6月の判決を言い渡したのだ。

「飲酒検知の数字、接触事故の有無など、証拠だけで判断した血の通わぬ判決です。救助活動をせず逃げたこと、ペットボトルで大量の水を飲んで、飲酒検知をごまかそうとしていたことはわかっていたはず。100km/hものスピードでわき見運転するのが、どうして危険運転じゃないのか?」(全国紙司法記者)

川口裁判官はその後、福岡高裁部総括判事を経て、福岡地裁の所長に栄転した。

恐ろしいのは、こんな裁判官たちにジャッジされる可能性が、誰にでもあるということだ。痴漢冤罪はその最たるものだろう。

「この人、痴漢です!」

会社帰り、電車内での携帯電話の使用を注意した沖田光男さんは、その腹いせに痴漢男にデッチ上げられ、そのまま21日間も勾留されるはめになった。嫌疑不十分で不起訴になったものの、沖田さんが冤罪を訴えて国賠訴訟を起こすと、今度は痴漢と認定された。

「女性は身長170cmで7cmのヒール、沖田さんは身長164・5cm。二人には10cmもの身長差があり、女性の『腰に股間を押し付けられた』という主張はかなり無理がありました」(前出のジャーナリスト・日高氏)

だが、東京高裁の安倍嘉人裁判長はこんな独特な見解で沖田さんを断罪した。

〈控訴人が背伸びをしながら接触したことも十分、考えられる〉

電車が揺れている中、背伸びして股間を押し付ける—もはや荒唐無稽とも言える判断で、二審でも有罪。それでも、最高裁で差し戻され、痴漢はしていないと認められたのは不幸中の幸いだった。

「別の痴漢事件では、可憐な女子高生が嘘を吐くわけがない、という判決文もあった。裁判官はかくも短絡的で、世間知らずなのです」(前出・井上氏)

ウソをついても平気

刑事だけではない。民事でもおかしな判決は頻発している。大容量データ高速演算半導体の設計や開発を行う『レバトロン』浅田麻衣子社長が打ち明ける。

「取引先のA社に民事訴訟を起こされたので、部下に東京地裁へ訴状をコピーしに行かせました。そのとき、訴状に青い付箋が貼ってあったのです」

そこにはこう、メモしてあった。「端的に保証金返還合意でいけそう」

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