ジョナサン・シガー 第1回 「六本木あたりで英語で道を訊かれたら・・・申し訳ないけどシカトします」

島地 勝彦 プロフィール

ジョナサン 立木先生、ジョナサンです。よろしくお願いします。

立木 どこの事務所に所属しているの?

ジョナサン いまはフリーでやっています。

立木 テレビ業界でそれは大変だろう。ギャラだって言い値になっちゃうし、権利を主張することだってむずかしいじゃない。

ジョナサン その通りですね。いまだに控え室がもらえず、スタッフと一緒に大部屋をつかっています。

ヒノ ジョナサンさんは日本語しかしゃべれないと聞きましたが、そんなお顔をしてどうして英語が苦手なんですか?

シマジ ヒノ、ジョナサンさんはおかしいよ。ジョナサンでいこう。生まれつき「さん」がついているんだから。

ジョナサン はい、ジョナサンで結構です。わたしは実は群馬県で育ったのですが、小学生のときから「外人、外人」と白い目でみられていました。わたし自身、国籍はアメリカでもこころは生粋の日本人のつもりだったんですが。

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シマジ そこが面白い。逆コンプレックスだね。

ジョナサン 高校生のとき野球部にいて、バッターボックスにわたしが立つと一瞬会場がシーンとしたあとザワザワしだすんです。「助っ人外人だ!」と思われていたんでしょうね。それが分かるので、ものすごいプレッシャーでした。

立木 そこでドカーンと一発ホームランを打ってやればいいじゃないの。

ジョナサン 情けないことに、そういうときはだいたいスリーバント失敗でした。プレッシャーに弱いタイプなんです。