[NBA]
杉浦大介「ヒート、4年連続ファイナル進出を果たせるか」

~プレーオフ、イースタン・カンファレンス展望~
スポーツコミュニケーションズ
ヒート撃破のために、デロン・ウィリアムスはネッツの大黒柱役を果たす必要がある。Photo By Gemini Keez

 シーズン中に4戦4勝という相性の良さを考慮した上でも、ホームフィールド・アドバンテージを持つ王者ヒートの有利は否めない。ただ、ネッツがこのシリーズに照準を合わせてきたことを考えれば、短い戦いに終わるとも思えない。

 ネッツにとって必要なのは、デロン・ウィリアムスがエースらしさを見せること、アンドレイ・キリレンコがレブロンを上手くガードすること、そしてピアースが全盛期を彷彿とさせるクラッチプレーで自軍に自信を与えること。

 ボストン・セルティックスの看板として一時代を築いたピアース、ガーネットの両雄は、端的に言って、ヒートを倒すために昨オフ、ブルックリン移籍を決めたに違いない。その思いを、この7戦シリーズで爆発させられるか。

 パワーハウス同士の対決は見どころたっぷり。劇的で華やかなシリーズの実現を、全米のNBAファンが心待ちにしている。

杉浦大介(すぎうら だいすけ)プロフィール>
東京都出身。高校球児からアマボクサーを経て、フリーランスのスポーツライターに転身。現在はニューヨーク在住で、MLB、NBA、NFL、ボクシングを 中心に精力的に取材活動を行う。『スラッガー』『ダンクシュート』『アメリカンフットボールマガジン』『ボクシングマガジン』『日本経済新聞』など多数の 媒体に記事、コラムを寄稿している。この3月に最新刊『MLBに挑んだ7人のサムライ』(サンクチュアリ出版)を上梓。
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