[アイランドリーグ]
愛媛・弓岡敬二郎監督「命運握るトップバッター高田」

スポーツコミュニケーションズ

3拍子揃った好素材の櫟浦

 野手も4月の戦いの中で徐々にオーダーを固定していくのが理想です。現状、開幕から4試合、1番・高田泰輔、3番・藤長賢司、4番のザック・コルビーは変えずに起用してきました。昨季の首位打者・藤長がバットコントロールがうまく、開幕から好調ですから、余計に1番・高田の役割は重要になります。

 開幕戦、高田は大隣からタイムリーを放ち、いい働きをみせました。しかし、12日の高知戦では4三振。守備でも、初回に頭上を抜かれ(記録はヒット)、先制点を与えてしまいました。良い時は攻守に集中できるのに、悪い時は能力を発揮できない。彼を初めて見た時、僕は「素質はNPBの選手と遜色ない」と感じていましたから、なぜ今までドラフト指名されなかったのかは、このあたりに原因があるのでしょう。

 当然、ムラがある選手はNPBでもレギュラーを獲れず、活躍できません。打てなくても守備や走塁で貢献するといった切り替えをいかに行い、目の前のプレーに集中するか。これがもうワンランク上を狙うための課題となります。

 高田が活躍できるかどうかはチームにとっても、本人にとっても今後の行方を左右することになるでしょう。現時点で彼の代わりにリードオフマンを務められる選手はいません。その自覚を持って、名実ともにチームの中心選手となってほしいものです。

 新人の野手では広陵高時代に高校日本代表に選ばれた実績を持つ櫟浦大亮(広陵高-関西学院大-ワイテック)がNPBを狙える素材です。走攻守3拍子揃っており、技術は確かなものがあります。まだ打率は1割台と調子が出ていませんが、スカウトにアピールする上でも3割5分くらいは打ってほしいものです。その力は十分に持っていると感じています。

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