新興メディアサービスを産み・育てるNYのシード投資&メディア・スタジオ「ベータワークス」

佐藤 慶一 プロフィール
Chartbeat

メディアのデータ解析を行う「Chartbeat」

2009年にローンチしたメディアのトラフィックデータの測定・解析を行う「Chartbeat(チャートビート)」も注目すべきプレイヤーだ。これまでに1350万ドル(約13億)以上の投資を集めている。

サービス名を聞いたことがない人もいるかも知れない。しかし、クライアントには、TIME(タイム)やForbes(フォーブス)、ALJAZEERA(アルジャジーラ)、Gizmode(ギズモード)やLifehacker(ライフハッカー)など人気ブログメディアを抱えるGawker Media(ゴーカーメディア)・・・大手メディアが並んでいる。

グラフなどで分かりやすく解析される

メディア担当者向けのランディングページも用意されているので、イメージをつかみたい方はご覧になっていただけたらと思う。

ここ最近では、最も読まれている記事と多くツイートされる記事には関連性がないということを発表したり、ネット広告の効果を考える際に、PVではなくどれだけ注目されたかで決まる「Attention Web」という考え方などを自社のデータに基づいて唱えている。

多くの人はツイートした記事をあまり読んでいない--Chartbeat調査(CNET)
ネット広告の訴求力をPV数ではなく注目度合いで決める「Attention Web」という考え方(GIGAZINE)

Tapestry

ショートストーリーを読むことができる「Tapestry」

ショートストーリーを読む(見る)ことができる「Tapestry(タペストリー)」というサービスも新しい視点を持っている。

ユーザーから投稿されるのは、短めのコンテンツ。そのどれもがタップ(クリック)することで読んでいくことができるストーリー(tappable stories)となっている。アニメーションのようなものもあれば、プレゼンテーションのようなもの、笑えるネタのようなものなど様々ある。

2012年11月にリリースされたタペストリー。現在は5名ほどのチームで運営しながら、新しいストーリーテリングの手法を提案し続けている。iPhoneやiPad用のアプリも出しており、スマホ/タブレット時代のストーリー体験の追求を目指しているのかもしれない。