日本では新卒一括採用が主流だが、海を渡ると、ギャップイヤーや卒業後のボランティア活動を経て就職するという流れがある。
日本とイギリスのハーフであるKai childs(カイ)さん(22)はイギリスの大学を卒業後、アジア5ヵ国を50日ずつ周り、社会変革活動に取り組むプロジェクト「THE 50 DAY CHENGEMAKER」を行っている。昨年9月からスタートし、これまでに日本、マレーシアでの旅を終え、現在は3ヵ国目のカンボジアに到着している。
カイさんはイギリス人の父親と日本人の母親の間に生まれた。日本で生まれ、日本、台湾、イギリスなどアジアを中心に複数の国で育った。
今回の旅を企画したのは、イギリスのウォーリック大学を卒業してからだ。在学中からソーシャルセクターの動きに興味を持っていたカイさんは、生まれ故郷である日本を出発点として、アジアを舞台に「ソーシャルイノベーション」を起こそうと決意した。
これまで、日本とマレーシアにそれぞれ50日間ずつ滞在し、両国でプロジェクトを無事成し遂げた。