住谷栄之資 第2回 「孫たちが『もう帰りたい』といっていたら、日本にキッザニアは誕生していなかったでしょう」

島地 勝彦 プロフィール

シマジ そもそも発祥の地メキシコのキッザニアはいつ創業したんですか?

住谷 1999年です。

セオ 日本では?

住谷 東京が2006年10月です。甲子園のキッザニアは2009年3月にオープンしました。

シマジ たしか住谷さんがメキシコから帰ってきたあと、キッザニアの計画の話を聞かせてくれましたよね。「それはイケルよ」と感想をいったことを覚えています。

住谷 そうでした。シマジさんにはかなり早い段階で相談しましたよね。

シマジ そうそう。住谷さんが、どうしてもキッザニアに出版社を入れて、子供たちに漫画の書き方を教えるパビリオンを作りたいというから、わたしは当時集英社の専務だった山路に話をもっていったんです。山路はすぐに一人で見学に行ってくれて、二つ返事で「やろう」ということになった。いまでも集英社のパビリオンはあるんでしょう?

住谷 ありますよ。相変わらず凄い人気です。

セオ ぼくも子供たちを連れてキッザニアに行ったことが何度かありますが、「こんなところにも集英社があるのか」と感心していたんです。あれにはシマジさんが絡んでいたんですか。

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住谷 シマジさんのお陰で集英社様にも入っていただきました。キッザニアのスポンサーは一業種一社なのです。航空会社はANA様、自動車は三菱自動車工業様、新聞社は朝日新聞様といった感じです。

シマジ セオ、講談社様はこれから入ろうと思っても無理なんだよ。

セオ なるほどね。

立木 でも、子供にいろんな職業体験をさせるというのは意義深いことだよね。