2014.02.03
MBAよりデザインの時代~芸術系東大生が日本の教育を変える!

世界のグローバル化・フラット化が避けがたい流れとして押し寄せているが、国内には問題が山積している。教育でも産業界でもその状況は変わらない。そんななか、民間からもユニークな試みが生まれ始めている。
今回紹介するのは教育分野からスタートし、先進的な取り組みで活動を広げているベンチャー企業「ハバタク株式会社」だ。代表取締役の長井悠さんはもともと東大で藝術系の研究者を目指していたという変わり種。ハバタクのユニークさの源泉はどこにあるのか、話を伺ってみた。
「世界に羽ばたく人を応援したい」
---まず「ハバタク」という社名、ストレートでいいですよね。僕もよく「世界に羽ばたく」などと口にしますが、そのたびに貴社を思い出してしまいます。
ありがとうございます。実は昨年末にコクヨファーニチャーさん主催の「社名の由来コンテスト」で大賞を頂くという栄誉も授かりました。
---由来はずばり「世界に羽ばたく」ですか?
それともう一つ言葉をかけていまして、"Have a Takt"(自らの人生の指揮棒を持て)というメッセージです。早口で発音すると「ハバタク」って聞こえますよね。
---なるほど、凝っていますね。
ハバタクの理念はまさにこの2つなんです。「世界に羽ばたく人を応援したい」という想いと、「夢や志にしたがって自分で人生を切り拓いていくという生き方を当たり前にしていきたい」という想いですね。
