首都直下M7.3巨大地震あなたと家族が生き残る、たった「五つのルール」「死者2万3000人」の政府シミュレーションは甘すぎる

週刊現代 プロフィール

ルール2 電車からあわてて飛び出さない

電車での移動中、駅と駅の間で被災すると、あわてて線路に降りて避難したくなるかもしれないが、それは禁物だ。

レールから車内の床までの高さは約1・2m。誰かが勝手にドアを開け、乗客が殺到すれば、押し出された人が落下。さらにその上に次々と人がなだれ落ち、大ケガはもちろん、最悪の場合、圧死する恐れもある。

また、東京メトロ銀座線、丸ノ内線などの地下鉄では、レール近くを高圧電流が走る第三軌条方式を採用しており、不用意に出歩けば感電死の危険も免れない。

地下鉄のトンネルが崩壊することなどはまずない。頻繁に鉄道を利用する人が備えるべきは、むしろ長時間の閉じ込めだ。ペットボトルの水と、トイレ替わりにもなるコンビニの袋などを携行するとよい。

「私は東京に出ていくときは、いつでも携帯ラジオ、ペットボトルの水、方位磁石、携帯電話の充電器、目薬、抗生物質の入った軟膏などのセットを持っていますよ。いつ首都直下地震が来てもおかしくないんですからね」(前出・河田氏)

ルール3 ヘタに動くな

首都直下地震での津波高の想定はあまり大きくない。だが沿岸地域では、念のため、すぐに高台に避難する必要がある。