上阪徹の"ブックライター"式ワークスタイル~外出編~
あえて非効率を選ぶ、ということ

上阪 徹 プロフィール
取材後に思いついたキーワードはすぐにメモする

手書きで素早く情報をストックできるスマホ

また取材後に、インタビューで一番印象に残ったことやインタビューの核になるフレーズ、どんな展開にするといいか、といったことを簡単にメモすることが多いが、そこで活躍するのが、前編でも紹介した「Lサイズスマホ(GALAXY Note 3)」だ。

ペンを使った手書き入力ができるので、さらさらと手書きでメモを残すことができるのだ。しかもそれを、案件ごとにまとめることができるスマホ内の"ノート"に保存しておける。メモの場合は、いろいろな場所に書いてしまったりするので、「あれ、メモをどこに書いたんだっけ?」などということが起きうるのだが、スマホ内で案件ごとに管理できるから、それもない。

ちなみに前編でも少し書いたが、取材先の情報は必要な情報をブラウズし、画面キャプチャーで撮って"ノート"に入れておけばいい。ポイントだけを保存しておきたいときは、Web画面を開きながら、調べた内容をポイントだけ自分で手書きでメモすることができる(手書きをテキストにすることもできる)機能もある。これはLサイズの画面だからこそできることだ。現状まだ使いきれてはいないが、複数のアプリを同時に開いて使うことができる機能も便利そうだ。

また取材先情報には、取材先の場所も含まれる。Lサイズスマホには、住所もしくは名称を入力するだけで、地図画面が出せる機能がある。これが、あっという間に地図を表示できて便利なのだ。これを、画面キャプチャーで撮って"ノート"に入れておく。

車で移動しているのだから、カーナビをフル活用しているのかと想像されることもあるが、問題は駐車場である。取材場所に駐車場があるとは限らない。結果的に、周辺をウロウロすることになるのだが、このときに取材場所を地図で持っておくことは極めて重要になる。周辺の全体像が把握できるのだ。スマホで地図をブラウザする方法もあるが、車を運転しながら操作するわけにはいかない。だが、Lサイズスマホで地図を画面キャプチャーで撮って"ノート"に保存しておけば、すぐに取り出せ、見ることができる。

最近は、録音データもLサイズスマホでとるようになっている。ICレコーダーと違って、パソコンに落とさなくても、録音データをそのまますぐに編集者などに転送できるため、一手間がいらなくなるのだ。

ワードやエクセルのファイルも扱えるので、Lサイズスマホを使うようになってからはノートPCを持ち歩かなくなったが、ノートPC、レコーダー、デジカメ、必要な資料をストックしておける"ノート"が、これ1台でカバーできてしまえている。