コンテンツビジネスにおける使いやすさの重要性

『現代ビジネスブレイブ イノベーションマガジン』---佐々木俊尚「メガチェンジの時代」より

不便さが違法ダウンロードに走らせる

従来のメディアが衰退していく中でも、「良いコンテンツを持っているところが最後は勝つ」と信じている人は多い。もちろん、私もそう考えている。

メディアのプラットフォームはこれまでのような出版社や新聞社、テレビ局ではなく、アップルやアマゾンやグーグルのようなネット企業に移行しているというのは、もはや言い古された話だ。だがグローバルプラットフォームがメディア基盤を握ったとしても、そこで流通するコンテンツの重要性は変わらない。

とはいえ、いくら良いコンテンツを持っていたとしても、それがすぐに読めない・見られないような場所にあるのでは意味がない。コンテンツと同じぐらいに、「使いやすさ」は大切だ。風刺マンガ家のオートミールこと、マシュー・インマンが、そういうマンガを描いている。

僕が『ゲーム・オブ・スローンズ』を観ようとしたら起きたこと」(I tried to watch Game of Thrones and this is what happened)というタイトルだ。『ゲーム・オブ・スローンズ』というのは、ロールプレイングゲームのようにつくられたファンタジー小説で、テレビの人気ドラマシリーズにもなっている。

オートミールはこの小説を読んで興味を持ち、テレビシリーズの動画をネット経由で入手して観ようと考えた。ところが『ゲーム・オブ・スローンズ』は、iTunesにもAmazonにもNetflixにもない。ケーブルテレビ局のHBOのサイトでようやく見つけたが、コンテンツ単体では購入できず、HBOのケーブルに加入しないと観られないのだという。・・・・・・この続きは『現代ビジネスブレイブ イノベーションマガジン』vol057(2013年12月18日配信)に収録しています。

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