パソコンと「向き合う」から「同化する」未来へ――ウェアラブル端末が大衆化へとすすむ過渡期のいま

『現代ビジネスブレイブ イノベーションマガジン』---佐々木俊尚「メガチェンジの時代」より
〔PHOTO〕gettyimages

グーグルグラスはまだ使いにくい

アメリカのネットメディア「リードライト」に、「グーグルグラスを100日間使ってみた」という記事が出ていた。

この記事では、グーグルグラスは意外に操作しづらく、「初めて使う人にとっては、直感的ではない。スマホやタブレットに触れば、子どもは自然とタッチし、スワイプを覚えるようになるけれど、グーグルグラスでは練習が必要だ」と書かれている。

AR(拡張現実)やウェアラブルといったデバイスが登場し、おそらく今後はジェスチャーなどのUI(ユーザーインタフェイス)が普及していくことになるだろう。しかしこうした新しいUIが普及するためには、UX(ユーザー体験)全体を再設計しなければならない。

グーグルグラスはPCのような操作とジェスチャー操作の混合型になっている。グラスの側面がタッチパネルになっており、ここをタップしたりスワイプし、画面上のメニューを選んだり前進後退といった操作をおこなえる。

しかしどの操作にどのジェスチャーを使うのか、というヒントが少ないため、かなりまごつく、と記事では指摘している。検索結果画面からホーム画面に戻ることさえ難しく、途方に暮れてしまうというのだ。「戻る」の正しい操作は「下にスワイプ」なのだが、これはたしかにまったく直感的ではない。

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