[NBA]
杉浦大介「ヒート、コービー&レイカーズ以来の3連覇なるか」

~2013-14シーズン、3つの見どころ~
スポーツコミュニケーションズ
ロケッツにはドワイト・ハワードが加わり、ジェームス・ハーデン(写真)と新デュオを形成する。

 ウェスタン・カンファレンスに目を向けても、鋼の強さを誇るスパーズ、現役有数の司令塔クリス・ポールを中心に上昇機運のロスアンジェルス・クリッパーズ、得点王3度のケビン・デュラントが率いるオクラホマシティ・サンダー、FAの目玉だったドワイト・ハワードを獲得したヒューストン・ロケッツなどの強豪ぞろい。これらの強敵たちの挑戦を、戦力的に上積みの感じられないヒートははねのけられるのか。

 結局、すべてはレブロン次第なのだろう。昨季も平均26.8得点(8.0リバウンド、7.3アシストと驚異の成績を残し、5年間で4度目のリーグMVPを獲得。高校時代から“選ばれし者”の呼称を欲しいままにした怪物は、今まさに全盛期を迎えている感がある。ジョーダン、コービーに肩を並べる3連覇を果たすべく、今年もエンジン全開で臨んでくるに違いない。

「史上最高の選手になりたい。それが僕のモチベーションなんだ。まだその目標を果たすには遠いところにいるけど、光は見えてきたよ」

 そう語るレブロンにとって、ヒートの危機説も指摘される今季が重要なシーズンであることに疑いの余地はない。強敵を倒せば倒すほど、そこで得られる賞讃も大きくなる。“スリーピート”を果たせば、その行く手にジョーダンをはじめとする歴史的スターたちの背中がうっすらと見えてくることだろう。