リチャード・ブランソン「成功へのカウントダウン」

〔PHOTO〕gettyimages

宇宙旅行の夢が現実になった!

これまで、起業家精神による挑戦をいろいろ論じてきましたが、夢が現実となるのを目の当たりにするという素晴らしい瞬間については語ってきませんでした。なぜなら、そこには問題がないからです。それでその経験も前面には出てこなかったのです。

しかし、そういう話は聞く人にとっては励みになります。ヴァージンは本当に宇宙への冒険に乗り出す寸前なのだ、とはっきり悟ったときのことについて語りましょう。

1960年代に大人になった多くの人と同様、私も宇宙への冒険が将来の夢の1つでした。しかしそれが実際にできるとは考えもしませんでした。

9月25日にアリゾナ州にあるモハべ宇宙港で、ヴァージンギャラクティック主催の「お客様の集い」を開きました。ヴァージンギャラクティックは、来年、宇宙商業旅行の最初のフライトを打ち上げる予定です。この催しは、すでに搭乗券を購入した人々に、フライト準備期間中の作業工程の舞台裏を見てもらおうと開催しました。

当日は強烈な砂漠の風が吹いたため、宇宙船が実際に動いている姿は見られませんでしたが、プレゼンテーションは素晴らしいできでした。工場内を訪れるのは1年ぶりです。前回は、娘のホリーと一緒でした。ビデオ視聴やロケットテストの説明、さらにフライトシミュレーシーターや工場見学を大いに楽しみました。

これらを体験し、宇宙に飛び出すというわれわれ共通の夢が、いま、カウントダウンの段階に入った、ということがはっきり分かりました。

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