ハワード・シュルツ「潰れないスモールビジネスの作り方」

〔PHOTO〕gettyimages

スタートアップの5割が5年以内に倒産する

【質問】 スモールビジネスの倒産率が高いのはなぜでしょうか。どうすれば倒産を防げますか。(匿名希望 レノス、ブロンクスビル・ニューヨーク州)

――シュルツ: とても時宜を得た質問です。世界中の多くが不況に苦しむ現在では、起業家の成功やスモールビジネスでの生き残りは、各国にとって死活的な大問題です。小規模な企業は雇用を生み出し、そこで働く従業員が作り出す高品質の製品やサービスは、低迷する経済を活性化させてくれるからです。

残念ですが、統計によると創業5年以内に倒産するスモールビジネスの割合は、約5割です。その理由はさまざまで、たとえば、資本不足や経営者の未熟さ、市場規模の過大評価や、ターゲットの読み違い、顧客の要望とのミスマッチ、あるいは需要にそぐわない商品やサービスの提供などがあげられます。

資金調達が難しいご時世ですが、上の理由をすべてクリアできたと仮定します。しかしそれでも倒産の可能性はあります。それは正しい人材を雇用し、良い関係を築けなかった場合です。

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