話題の本の著者に直撃! 垣根涼介
「株式会社織田信長」に入った光秀に、
サラリーマンの悲哀を見た

フライデー プロフィール
光秀の定理
著者:垣根 涼介
舞台は永禄3年の京都。貧乏侍・新九郎、なぞの坊主・愚息と出会った浪人中の明智光秀は、2人の力を借りながら、戦国の世で頭角を現し、歴史の大きな流れを形作ってゆくことになる。どのようにして光秀は織田信長軍団随一の武将となりえたのか。そしてなぜ本能寺の変へと向かっていったのか―。
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―本作も垣根さんの「変化」を示す作品だと考えていいでしょうか。

「犯罪小説」「冒険小説」を書く作家だという妙なレッテルがつき始めたんですけど、別にそればかりを書きたいわけじゃないという不満があったんですよね。そんな中で書き上げたのが本作です。『ワイルド・ソウル』や『ヒートアイランド』が僕の第一期だとしたら、今回の作品が第二期のスタートになる、と考えています。……とちょっと気取ってみましたが、とにもかくにも売れてくれなきゃ始まらない。僕なんか置屋の芸者と一緒で、読者という名の旦那衆からお声がかかるようにしとかなきゃいけないわけです。作家といえども必死ですよ(笑)。

垣根さんの「ある一日」

・午前の早い時間 起床
・昼まで 執筆時間。「執筆とはなんて孤独な作業なんだろう」と思いながら100回ぐらいため息をつく
・12時 昼食。誰にも会わないときは自分で作る。最近はマカロニサラダがブーム
・13時 眠くなるので昼寝をする
・14時~ 打ち合わせのあるときは打ち合わせ。何も用事がないときは、自宅近くの海辺を1時間半ほど散歩する。歩いているといろんなものを観賞するため、首の運動にもなる
・16時頃 日によってやることは違うが、執筆はしない。一定の時間以上執筆すると筆が荒れる。筆が荒れているときに書くと直すのに3倍の手間がかかるので、執筆の時間はしっかりと決めている
・夜 食事を作る、本を読むなどしてから就寝

「フライデー」2013年9月20日号より

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