[虎四ミーティング]
名波浩(サッカー解説者)<前編>「ザックジャパンに必要な守備のリーダー」

スポーツコミュニケーションズ

内田が見せた成長

二宮: 吉田は大丈夫でしょうか?
名波: FWは10回のチャンスで1回ゴールを決めれば評価されますが、DFは10回のピンチは10回ケアしないといけない。厳しいポジションですが、吉田の場合はちょっとミスが連続してしまっています。今のままではW杯に向けて不安を抱かざるを得ないですね。

二宮: 吉田がプレーするプレミアリーグの守備は、マークについた選手をとにかく抑える傾向が強い。吉田は、前に出てボールを奪うという意識が強過ぎるためにそこのスキを突かれる、という見方も一部にはあります。
名波: そうかもしれませんね。所属クラブで「人につけばいい」という指導をされているかもしれない。「とにかくコイツとの1対1に負けないことだけを考えろ」と。逆に日本はスペースケアやカバーリングの指導を重要視しています。吉田もそういう指導を受けてきたのですが、今はプレミアの色が強く出過ぎてしまっているように感じます。

二宮: 逆に、日本の守備陣で成長していると感じる選手は?
名波: 内田篤人ですね。ここ1年でインサイドケアの対応力がグッと伸びた。対面する選手への対応に加え、CBとボランチの間にできるインサイドスペースのケアを非常に注意深く行っています。

二宮: それはドイツで学んだのでしょうか?
名波: 所属するシャルケで「対峙する選手とインサイドのスペースが両方見える位置にいれば、体が勝手に動く」ということを言われたようです。その成果か、以前と比べて守備範囲が広くなっています。決断力も伴ってきたので、プレスをかける、かけないの判断にミスが少なくなっていますね。特にコンフェデ杯のブラジル戦ではネイマールという非常に難しい相手と対峙したなかで、決定的な突破は許さなかった。内田のような判断が、チーム全体でできるようになれば、守備の不安は解消されると思いますね。

(後編につづく)

☆対談ダイジェスト動画☆

<名波浩(ななみ・ひろし)プロフィール)>
1972年11月28日、静岡県出身。清水商業(現清水桜が丘高)時代には高校総体、ユース選手権などを制覇し、第2期黄金時代を築く。順天堂大学を経て95年にジュビロ磐田に入団。ルーキーイヤーから活躍し日本代表にも招集される。左足から繰り出される正確無比なパスやシュートで多くのサポーターを魅了した。長年日本代表の10番を背負い、98年フランスW杯では全3試合に先発出場している。99年にはイタリア・セリエA、ACヴェネツィアに移籍し海外トップリーグを経験。00年、磐田に復帰し、その後はセレッソ大阪、東京ヴェルディなどでも活躍の場を求めた。08年に古巣の磐田に復帰して現役引退。09年からジュビロ磐田アドバイザーに就任している。11年、JFA公認S級コーチライセンス取得。現在はメディアで解説者として活躍する傍ら、全国各地でサッカースクールも行っている。Jリーグ通算331試合出場34得点、日本代表67試合出場9得点。1996、97、98、02年Jリーグベストイレブン。
オフィシャルHP
サッカースクールSKYHP

☆本日の対談で食べた商品☆
炭火とりマヨ丼

8月29日(木)より発売開始した「炭火とりマヨ丼」は、200910月から201211月の間販売され、ご好評をいただいた人気商品です。このたび、お客様からの強いご要望で再登場することとなりました。
炭火でおいしく焼き上げたやきとりを甘辛い特製だれにからませ、たっぷりの青ねぎの上にのせ、からしマヨネーズ、卵をかけて召し上がりいただきます。炭火ならではの香ばしさをお楽しみください。
たまごは別皿でご提供します。
※こちらの商品はお持ち帰りも可能です。
※サラダとみそ汁のサラダセット(+100)や、選べるドリンクとひじき、おもちゃが付くすきすきセット(+150)などのセットもおすすめです。

すき家 虎ノ門四丁目店
東京都港区虎ノ門四丁目1番19号


(店舗写真:守谷欣史)
すき家が世界展開にむけてつくったモデル店舗。2階建てで吹き抜けの店内は従来の牛丼チェーンにはない解放感にあふれています。おひとり様でもグループでも食事が楽しめる店舗です。

(対談写真:金澤智康、構成:鈴木友多)

協力:ゼンショー