2013.08.14

藤重貞慶 第1回 「悲観主義は気分に属し、楽観主義は意志に属する」

島地 勝彦 プロフィール

セオ 藤重会長はなぜシマジさんとこんなにお親しいのですか?

藤重 講談社から出ている『甘い生活』のお蔭ですよ。

セオ 最近『甘い生活』の6刷が発売されたようです。

藤重 シマジさんは書くものも面白いけど、なんといってもご本人がとっても面白い。

シマジ 有り難うございます。

セオ シマジさんから藤重会長の著書『繋ぐことば』が講談社から出ているはずだといわれて、会社で探してみたのですが、どうしてもみつかりませんでした。

藤重 ああ、あれは私家版の本なんです。たまたまわたしが会社でスピーチしたものを広報部がためていて、一冊の本として上梓してくれたのです。それを社員と関係者に配ったんです。

セオ 私家版だったんですか。

シマジ これだよ。素晴らしい本だ。おれは何度も読んだから、セオ、これはお前に進呈しよう。一例をあげるとこう書いてある。2004年のライオン創業記念式のスピーチだ・・・。

立木 セオ、お前が朗読しろ。シマジは下手くそだから。

セオ はい、わかりました。ええ、タイトルは、「悲観主義は気分に属し、楽観主義は意志に属する」です。

「『悲観主義は気分に属し、楽観主義は意志に属する』というフランスの哲学者アランの言葉があります。厳しい状況に直面したとき、悲観的になるのは簡単で楽なことなのですが、厳しいときこそ意志の力を強くし、大いなる楽観主義で困難を乗り越えていくことが必要です。

楽観主義でものごとを進めていくには、大いなる意志の力を必要とするのです。明るく、前向きにものごとを進めて、今日、ただいま直面している問題に適切に対処していくことが必要です。どんなことがあろうとも、基本に忠実に成し遂げられる企業が、必ず最終的な勝利を得ることができるのです」