特別レポート 第3部 立正佼成会 第4部 宗教団体ランキング こんなに変わってたんだ ニッポンの巨大宗教団体(2013)信者も知らない内情

週刊現代 プロフィール

「われわれは政党を支援するのではありません。政策というよりは、人物本位で推薦者を決めています。ですから今回の全国比例では、自民党の若狭さんと民主党の大島九州男さんを推薦することになりました」(立正佼成会広報渉外担当責任者・西澤弘安氏)

 政治にどっぷりと浸かることはないが、与野党双方を見て、一定の政治的発言力を確保するのが立正佼成会のスタンスのようだ。

いまも巨額マネーを動かす

 会員数で立正佼成会の次につけるのが、霊友会だ。「いんなあとりっぷの霊友会」として'80年代にラジオCMを数多く打ち、若者を中心に普及活動を行っていたことを記憶している読者も多いのではないか。

 ただし、霊友会は現状やや足元が揺らいでいる。'04年に創立者の次男が「在家仏教こころの会」として分離・独立。その影響か、現在の信者数は139万248人と以前と比べて低迷が続く。教団の置かれた状況を、霊友会企画広報室室長の木村隆志氏はこのように自己分析する。

「ご多分に漏れず、霊友会もピーク時に比べれば会員数は減っています。だけど、私たちはそこに危機感を持っていないというか、会員を増やすことを求めていないんです。霊友会は社会貢献活動を大事にしていますが、私たちが世の中にどう貢献しているのかが世間に伝わっていない。ボランティア活動の場面で『霊友会です』と名乗っても相手に『なんですか、それ?』となる。もしくは勧誘や売名と受け止められる。だからこれからは社会との接点を増やして、ネットワークを広げていきたいと考えています」