[アイランドリーグ]
徳島・大谷真徳「第2の角中(ロッテ)を目指して」

2013年注目選手に訊く VOL.2
スポーツコミュニケーションズ

88年組に追いつき、追い越せ

――1988年生まれですから、今のプロ野球を牽引する世代です。田中将大(東北楽天)、前田健太(広島)、坂本勇人(巨人)ら侍ジャパンの代表選手も出てきています。
大谷: 立正大時代は、沢村拓一(中大-巨人)も同じ東都リーグでやっていました。練習試合では早大の斎藤佑樹(現北海道日本ハム)とも対戦しましたね。大学の同期でも南昌輝が千葉ロッテに行きましたが、僕はあまり試合に出られなかったんです。不完全燃焼で4年間を終えてしまったので、独立リーグで気持ち良く野球を締めくくりたいと思って四国に来ました。

――ということは、最初は何が何でもNPBというわけではなかったと?
大谷: はい。同じ年齢ですごいヤツらがいっぱいいたのもあって、NPBは遠い世界だと感じていました。でも、アイランドリーグで実際にNPBの選手と対戦するなかで、「勝負できる」との思いが沸いてきたんです。もちろん同期のすごさは知っていますから、彼らに追いつき、追い越すには人一倍練習をするしかない。今は同じ88年生まれの存在がとてもいい目標になっています。

――夢を叶えるには、ここからが勝負どころです。ドラフト指名に向けて、もっと上を目指すには何が必要でしょう。
大谷: やるべきことはたくさんありますが、ひとつあげるとしたら「野球をもっと知ること」でしょうか。守備、打撃、走塁ともに野球を深く知らないとトップレベルには到達できないと思っています。それは島田監督からも言われています。

――内容はもちろん、成績もさらに打率を上げ、首位打者のタイトルを獲ってアピールしたいですね。
大谷: 打率に加えて、盗塁も少ない(前期終了時5個)ので、もっと積極的に走りたいです。まだ走塁も守りもミスがありますから、それらをなくすことも大事ですね。まずは当たり前のことを当たり前にやる。それがNPBに行くための第一条件と考えています。

(Vol.3では高知・井川博文投手のインタビューを掲載します)

(聞き手:石田洋之)

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