堀井雄二×安藤美冬 【第3回】
「分かったぞ」と思わせるだけ。あとは自分でいろんなことを見つけていける

[左]安藤美冬さん(spree代表取締役/フリーランス)、[右]堀井雄二さん(ゲームデザイナー)

【第2回】はこちらをご覧ください。

すぎやまこういちさんがアンケートはがきを出してきた!

安藤: キャラクターの名前も堀井さんが考えられたんですね。

堀井: そうです。

安藤: それこそ、ドラクエ制作者のパーティー(集団)は、音楽のすぎやまこういち先生がいて、キャラクターデザインの鳥山明先生がいて。こうしたパーティーを組むことになった経緯にも、おそらく様々なドラマがあったんですよね?

堀井: そうですね。結構、それも巡り合わせというか。すぎやまさんは、たまたまゲームが好きで、エニックスで森田さんという方が作った将棋ゲームを出していたんです。

安藤: 『森田将棋』?

堀井: そうです。それのアンケートはがきを出してきたんです。

安藤: まさか! すぎやまこういち先生がアンケートはがきを?

堀井: でも、ひらがなで「すぎやまこういち」と書いてあるんですよね(笑)。当時のエニックスの人たちは、最初はどこかの小学生だと思ったらしいんですけど(笑)、プロデューサーの千田さんが「これって有名な作曲家の先生じゃない?」って気づいて、すぎやまこういちさんに連絡をしたんですね。

安藤: 気づいた人がいたんですね(笑)。

堀井: そうそう。それで「実はゲームの音楽を頼みたいんです」と言ったら、すぎやまさんが、二つ返事で「分かりました」と快諾されて。

安藤: まさか、きっかけが将棋ゲームへのアンケートはがきだったとは。これが、すぎやま先生がパーティーに入ってきた物語なんですね。

堀井: そうです。

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