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40度到達も! 最悪の猛暑に備えよ 超異常気象がやってきた

特別レポート「千年猛暑」へ
「暑い暑いと文句を言うな。夏は暑いもんだ」──。

そんな古き良き常識はもう通用しない。東京では'60年代までごくまれだった真夏日がいまや年間60日を超える。いまだかつてない猛暑が来る。

あなたの肌感覚は正しい

「実は、もう日本は1000年に一度の『千年猛暑』の時代に入っているかもしれないのです」

天気予報でもおなじみの気象予報士、森田正光氏はこう警告する。

「'10年、東京では最高気温が30度を超える真夏日が71日もありました。過去に例のない現象だったのですが、調べてみると平安時代にも真夏日が突出して多い時期があったことが分かった。それで私は、これを『千年猛暑』と呼びました。

しかしそれ以降、'11年、'12年も真夏日が60日を超える年が続いている。夏が非常に暑い時代に突入したのかもしれない」

森田氏が懸念するこの現象、肌感覚では、すでに多くの人が感じているのではないだろうか。この頃、どうも気候がおかしい。とくに夏は、異様なほど暑い。

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なかでも2013年の夏は、とんでもなく暑いらしいのだ。その兆候はすでに日本全国さまざまなところにあらわれている。

総務省消防庁の速報値によると、6月10日から16日の1週間で、熱中症で救急搬送された人は1500人近い。これは前の週の約3倍にあたる数字だ。

6月13日には広島市と岡山市で今年初となる熱帯夜(最低気温が25度以上の夜)が観測された。昨年より30日も早い記録となる。岡山市中区ではこの夜の最低気温が25.4度と平年に比べ6.4度も高かったが、これは平年の7月下旬から8月上旬という夏の盛りを上回る暑さだった。

さらに日本の最高気温歴代1位('07年8月の40.9度)を誇る"暑い街"埼玉県熊谷市では、毎年街頭に大きな温度計を掲げるが、今年は5月14日、例年より1週間も早く設置された。

では実際、この夏、何が起こるというのか。森田氏はこう解説する。