急増中 夫のスマホからパンチラ盗撮画像が出てきて… 妻たちは許すのか、許さないのか

週刊現代 プロフィール

「現状、スマホに盗撮画像を保存しているだけでは犯罪になりません。勘違いしないでほしいのですが、盗撮行為自体はレッキとした犯罪です。ただし、現行犯で逮捕されなければ、罪には問われない。

 その意味では、証拠をつかんだ奥さんが『夫の犯罪行為を見てしまった』と思うのも当然ですし、逆に『この人はいつ逮捕されるかわからない』という不安を抱えることにもなります」

 そう、「見て見ぬフリ」をする奥さんがいたとしても、それは破滅へのカウントダウンに他ならないのだ。

「実際、私の相談者のなかにも、見て見ぬフリをしていたら夫が現行犯で逮捕されてしまった、というケースがありました。浮気チェック目的で夫の携帯を見たら、道行く女性のパンチラ写真があったけど、どうしていいかわからず放置していたそうです。

 弁護士の立場から言わせてもらえば、見て見ぬフリは問題の先送りにしかならないし、何より危険です。かといって、警察に駆け込んだところで誰も幸せにはならない。やはりまず、弁護士に相談するのがいいと思います。弁護士には守秘義務があるので、旦那にバレずに相談をすることが可能ですから」(田村弁護士)

 ちなみに触れ忘れていたが、(2)の「問い詰めてやめさせる」は「無理」だと、前出の池内氏が言う。

「盗撮とか痴漢は性癖というより病気に近く、奥さんに叱られたくらいで簡単にやめません。逮捕されてもやめない人がいるくらいですから」

 実際、スマホのさらなる進化が、盗撮常習者たちを喜ばせているという皮肉な現状がある。

「たとえば『忍者カメラ』というアプリを使えば、撮影した画像が秘密フォルダに保存されるので、奥さんが簡単に見つけることはできない。さらに、画像を携帯端末のメモリーやSDカードに保存するのではなく、ネット上のクラウドに即転送できるアプリもある。ここまでくると、現行犯で捕まっても『証拠不十分』で逃げ切れる可能性がある」(前出の今野氏)

 リスクを自覚しつつ、最新テクノロジーを駆使して盗撮に励む男たち。その性癖が許せないが、どう行動していいかわからず悩む妻たち。現代人の抱える病巣の一つがここにある。

「週刊現代」2013年6月29日号より