急増中 夫のスマホからパンチラ盗撮画像が出てきて… 妻たちは許すのか、許さないのか

週刊現代 プロフィール

 ある日、スマホを購入したBさんは動画を撮ろうとしたが操作がわからず、ふと置いてあった旦那のスマホを手に取った。この時点で、Bさんの旦那に対する疑念はゼロだ。

 旦那の動画をいくつか見ていると、駅構内で人が行き交うような、揺れる映像が出てきた。何だろうと何気なく眺めていたBさんの視界に突然、チェックのスカートとハイソックスが迫ってきた。

 次の瞬間、Bさんは頭が真っ白になった。カメラはスカートの中の下着を映し出す。紛れもなく、駅で女子高生のパンチラを盗撮した映像だった。

 Bさんは震えながら映像を見返した。初めは駅構内を無造作に撮影し、おもむろに階段に移動して盗撮している。駅構内を見回りながらターゲットを探し、狙いを定めて盗撮したのだ。

 これは出来心じゃない。計画的犯行だ—。そう確信すると、Bさんの戸惑いは激しい怒りに変わった。そして思い出したのは、盗撮の被害者と同じ年頃の、娘たちの顔だった。

「奥さんは『娘のことも汚らわしい目で見ているのか』と夫をなじり、『このことは娘にもすべて話す』と脅したそうです。旦那さんは『それだけは勘弁してくれ』と懇願しました。

 奥さんの怒りは収まらず、警察に告発すると言い出した。旦那さんは『会社にバレたらリストラされるぞ。家族が路頭に迷ってもいいのか』と逆に奥さんを脅したそうです。このとき旦那は『現行犯じゃないから逮捕されることはない』とも言ったそうです。この発言、発想からも、出来心ではなく常習であるとうかがえます」(池内氏)

 先ほどの五つの選択肢の一つ、「警察に通報する」ことを考える妻は思った以上に多いようだ。池内氏が続ける。

「たとえば妻が万引きをした場合、夫は必ずそれを隠そうとしますが、女性は違います。自分に非がない場合、自分より強いもの、この場合は国家権力に訴えようとする。悪いことをしたこの男に罰を与えたい。先生に言いつける子供と同じ発想ですね。

 意外に思われるかもしれませんが、これは専業主婦に特有の傾向です。社会的に旦那に依存しているからこそ、失格の烙印を押した旦那とはおカネをもらって早く別れて、次の人生に進みたいのでしょう。働く女性の場合、煩わしいこともあって警察に行くという発想はあまりない」

奥さんが叱ってもムダ

 では実際に、妻がスマホのパンチラ画像を握りしめて警察に駆け込んだ場合、警察は捜査に動いてくれるのか? 盗撮問題に詳しい田村勇人弁護士が言う。