リチャード・ブランソン「仕事と遊びを分けるな!卓越したプロフェッショナルは偉大な親にもなれる」

ロンドンマラソンでのリチャード・ブランソンとその娘ホーリー、息子サムの様子〔PHOTO〕gettyimages

仕事と家庭をどう両立させればいいのか

質問: 最初の子どもが去年生まれて以降、仕事と家庭の両立に苦労しています。ブランソンさんは、父親としてこの問題にどう対処されてきましたか。(ダニエル)

ブランソン: まず、新しい父親の誕生におめでとうと言わせてください。子育てはすばらしい経験であり、また同時に、最も重い責任でもあります。私はこの30年間、良き父親であるために全力を尽くしてきました。どんな職業的な成功も、良き父親であること以上の価値はありません。

 ホリーとサムが子どものころ、妻のジョアンは子育てに大部分の時間を割いていました。私はというと、最初はロンドンのリトルベニス近くの運河に係留したボートハウスで、今はカリブ海のネッカー島のハンモックで、仕事をこなしています。

 私は、可能な限り家族を出張に同伴させましたから、現場で頻繁に子どもたちのちょっとした問題にも対処しました。私たち家族は多くの楽しい時間を一緒にすごすことができました。

 子どもたちの人生を親がともに担い、また自分の人生に子どもたちを関与させるなら、関係はずっと良くなるでしょうし、彼らが何をやっているかくよくよと気を煩わすことは格段に減るでしょう。

 子どもたちから学んだ大事なことの一つは、私が彼らのいい友だちであるなら、さらにより良い親にもなりうるということです。子どもたちに助言を与え、しつけなければならない場合、私は、自分の失敗を思い出すことにしています。そしてどうやって問題を解決し、何を学んだかを説明します。

 仕事の場でもそうした問題の共有や理解、それに熱心さを貫いたことで、私はずいぶんましな経営者になれたのだ、と考えています。

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