淡路島地震(歴史が示す)は「南海トラフ大地震」の前兆だ!

フライデー プロフィール

 同時に、大陸プレート自身にも、引きこまれる過程で大きな負荷がかかる。その影響で断層が活発化して内陸で発生するのが『断層型地震』。今回の淡路島の地震は大型の断層型地震です。つまり、それだけプレートが引きこまれており、南海トラフ地震が近づいているわけです」

 日本の歴史を振り返ると、南海トラフで大地震が起こる20~30年前から必ず、活断層が刺激されて生じた断層型地震が内陸各地で起こっている。

 上の地図を見てほしい。たとえば、1854年に発生した安政東海地震と安政南海地震では、前ぶれとして1830年に京都地震、1854年に伊賀上野地震が起こった。1944年の昭和東南海地震および2年後の昭和南海地震では、前兆として1925年に北但馬地震、1927年に北丹後地震、1943年に鳥取地震などが起こっているのだ。

 注目したいのは、前兆となる地震が「20~30年前」から発生していること。

「18年前に起こった兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)も、南海トラフ地震の前に発生する断層型地震のひとつだった可能性があります。6400人もの犠牲者を出したのだから、あれが主役級の大地震だったのだろうと皆さんは思っているでしょうが、あの大震災ですら、南海トラフ地震の前では脇役かもしれないのです」(前出・島村氏)